【#FGO 】フォーリナー統一PT(偽)
フォーリナー統一パーティのあり方について模索する中で身内ディスコードに愚痴を投げていた時に天啓を得た。
聖杯戦線でのゴッホ単騎ゴリ押しはめちゃくちゃ強かったよね。
ならばやはり「フォーリナーパーティ」としてはゴッホさえいればそれでいいのでは?
というわけで、今回のフォーリナー統一パーティ(偽)の基本構成を見ていこう。
そうだね、タマゴ技フィンだね。
使い方は簡単。
1Wave目でゴッホのスキルを使いNPをチャージしてステラで流し、
2Wave目でタマゴ技フィンの千里眼(麗)を乗せながら星月夜
3Wave目以降、あとは流れでお願いします。
これを基本のパッケージとしてゴッホ単騎運用を考える。
レベル1鯖の選択肢
・タマゴ技フィン
困ったらとりあえずフィン。
フィンの声がいい。
推しの声は健康にいいぞ。
・レベル1騎シュタル
配布鯖のためコスパが非常にいい
クイックUPとNP獲得量UPの二重バフになるため、プレイ感も悪くない。
・レベル1キャストリア
星5レベル1狂人道。
レベル1スキルマキャストリア(NP 30)+スキルマゴッホ(NP 60)=NP 90なので、
NP10%以上を付与できるマスター礼装を合わせればゴッホにNP初期獲得礼装以外を装備する余地が生まれ、概念礼装の自由度があがる。
イマジナリアラウンドをつけられる点がわかりやすく便利。
スカスカ射出型
他人の命でやるステラ。
生贄サーヴァントのレベルを問わないため柔軟性が高い。
生贄鯖の選択肢には事欠かないが、強すぎて他の選択肢を考える余裕がないくらいスカスカがシナジーする。迷ったらこの組み合わせが板。
難点として、外注するスカスカにシナジーする礼装が付いていることはまずない。
絆UPやマスター経験値UPなんかが付いているはずだ。
とは言え、それは逆に礼装を妥協すれば見つけやすいサーヴァントであるという利点でもある。
Supportリセマラのような不毛な時間を味わうことなく単騎編成に組み込めるのでストレスを感じにくい。
(そもそも曲芸をしてストレスを感じるなら曲芸に手を出すな)
ただカタパルト陳宮がレベル1でないため若干落とされにくい点が気になった。
宝具5とATKフォウ1000を与えれば低レベルでも1Waveを十分に流せる素養がある。
宝具火力とスケープゴート自爆のバランスがいいレベル帯を探る必要がありそう。
要追加研究。
マスター礼装
レベル1スキルマキャストリア編成ではカルデア・パスファインダーがオススメ。
Q単体強化・クリティカルバフ・NP10付与の3種はまるでこのパーティのために作られたんじゃないかと錯覚すること請け合い。
レベル1キャストリアをスキルマしていないのなら魔術協会制服になるだろう。
コマンドシャッフルは2Wave目でキャストリア札が混入しすぎた時に引き直せるため悪くない。(ただし、2人しか生存していないためどうしても偏りは生まれる。過信は禁物)
他の編成でのオススメはアトラス院制服が好相性。
スキルマゴッホのCTは6/6/5と比較的短い。メジェドの眼でチャージを2T進めればスキルの再使用が狙えるのでショートスパンではマスター礼装単独よりも影響力が大きくなる。
最後に
これは狂人の遊びであることを心せよ。
普通にゴッホをサポートに出してくれるフレンドを見つけてWゴッホをする方が安定して強い。
また本記事の編成は決して周回性能を目当てにしたものでない。
(ただし筆者は検証のためにリンゴ食ってクエスト周回した。作業を遊びに変えられるという点では周回向きと言えなくもないだろう。時間効率でなくQOLを得たい人向け)
過去記事
クトゥルフPT、フォーリナーPTを模索して数ヶ月。
めちゃくちゃ久しぶりの更新である。
今回はフィン・マックールじゃなくてフォーリナーの記事だよ。
更新が遅れてる間に新しいフォーリナーが登場し続けていい加減にブログの内容をアップデートする頃合いだと思うので今回はフォーリナー統一PTを組むときの指針について基本に立ち返ってみようと思う。
私の持論ではフォーリナーは3つの分類に分けられる。
青いフォーリナーと緑のフォーリナーとその他のフォーリナーである。
これまでの記事で「フォーリナー統一PT」を扱うとき、その主軸はいつも青いフォーリナーに置かれていた。
今回の記事ではこれまで触れてこなかった緑の…つまりクイック軸のフォーリナーについて見ていこう。
数ヶ月、更新を放置して置いて到達した答えがそれなのかと呆れられそうだけど最初からひとつの型に固執するのでなく色々と試した結果として最初の答えに戻ってくるのとでは違うのだと自分を騙すことにする。
というわけで編成例。エネミー3−3−3想定。
クイック3枚のゴッホにクイック宝具のフォーリナーを添えるだけ。
ね? 簡単でしょ?
使い方。
1Waveでゴッホのスキルを3つ使用。順番が大事。ここを間違えて苦虫を噛み潰すことたくさん。何度も押して体に馴染ませましょう。
Skill2黄色い家で全体呪い付与、
Skill3澪標の魂で呪いをゴッホに集約、(単体バフは基本オルタへ)
Skill1虚数美術で呪いの数だけNPチャージ。
これでNPをかき集めて1Wave目の宝具を準備します。
同様にボイジャーのNPもチャージしてゴッホ→ボイジャーで宝具をOCして1Waveの敵を流します。
2Wave目は手札のカードを見てボイジャーのSkill3最果ての加護でスター集中させてクリティカル3発で終わるのを目指します。
3Wave目は適宜残りのスキルを必要な分だけ切ってXオルタの宝具とクリティカルでドーン!
多分これが一番シンプルだと思います。
これで勝てないクエストや3−3−3編成でない場合には礼装を弄ったりすればいいと思います。
マスタースキルを使っていないので、概ね礼装の変更で調整できるはず。
最初はここに楊貴妃を組み込めないかとか試してみたのですが、
結局デザイナーズコンボが一番。アーツ主軸の楊貴妃はなんだかんだ北斎やアビーと絡ませて運用した方がいいです。
身も蓋もない話だけど仕方ないね。
というわけでフォーリナーPTを組むときはクイックはクイック、アーツはアーツ、バスターはバスターで組ませましょう。
…っていう話に収まるとこの記事はそもそも書く必要がないっていう話になるんですが。
フォーリナーって明確にバスターに寄せているのが水着アビゲイルだけなんですよね。
クイックとアーツはともかく水着アビゲイルを活躍させるクトゥルフ統一PTが組めない。困った。
ブログ更新停止。やる気を失いなあなあでFGOから逃げたりイベントショップの煌星のカケラに釣られてやる気を出したり、迷走すること数ヶ月。
FGOなんもわからん期に突入。
でもアヴァロン・ル・フェ前半が終わってイベントもないぽっかりと空いた期間がやってきて、今やらなきゃいつ研究する…!って感じでフォーリナー研究を再開。
水着アビゲイルを引き立てるバスタークトゥルフPTを模索してたどり着いた答えがこれだ!
異物混入してフォーリナー統一PTじゃなくなってるやんけ!
まあ、それはそうなんだよね。
「縛りプレイ」としてフォーリナー統一をしてる人にとっては今回の結論はまあ飲み込めないと思います。ごめんね。いつかバスターフォーリナーが増えたらまた考えるね。
縛りプレイでなくシナジーで見た場合にフォーリナー統一PTがメリットを持てるのは2つ。
「対バーサーカーでの継戦能力」「星月夜でのクリティカル威力2.5倍」の2点です。
このうち前者は明確にフォーリナー統一のメリットなわけですが後者は厳密には「フォーリナー統一のメリット」ではなく「領域外の生命統一PT」のメリットなわけです。
そこで自身の「フォーリナ統一PT」が縛りプレイなのかシナジーを見込んでのものなのか趣味パなのか立ち返って考えてみたところ「クトゥルフ神話ネタ好きだからフォーリナー集めるぞ〜」みたいな趣味パだったという原点を思い出しました。
よってナイアルラトホテップの使用を解禁!
BBペレはゴッホの星月夜の指定する「領域外の生命」に該当するためにシナジーも十分。
またBBホテプの採用はバスター不足問題の解決策にもなります。
PT全体でのバスター枚数は決して多いとは言えませんがコマンドロックを利用することでバスターカードを使い回せば見かけ上の枚数をごまかすことが可能です。
よし。精神面の理論武装は完璧。フォーリナー縛りプレイをやめて新しいプレイスタイルを開拓だ〜!
やや不満の残る結論に帰着したのでバスター3枚フォーリナーの登場待ってます。
【出るまで回せば出る】アルティメットエリザXを求めて【#FateFO】
出るまで回せば出る。
ソシャゲのガチャにおける真理のひとつだ。
そしてエイプリルフールの今日、FGOの派生アプリであるFateFOのガチャが私の前に立ちはだかった。
今回、求めているのはこいつ。
《アルティメット・エリザベートX》
(画像はエネミー版)
ラスボスとして登場する真なる組体操 脱法サーヴァントだ。
こいつが低確率でガチャから出るという眉唾な話を聞いたので出るまで回してみる。
当然ながらなかなか出ない。
一説には、全サーヴァント(全エリザ?)の霊基の欠片を集めた状態じゃないと排出されないとも言われているので、まずはひたすら回していく。
そしてとりあえずの目標として全鯖コンプリートを目指す。
で、その後ひたすら時間をかけていくことになる。
このゲームは課金でなくドラクエ的な「敵を倒して金を稼ぐ」形でガチャを回せるので時間さえかければ必ず出るはずだ。
問題は時間との闘いである。今日中にフルコンと低確率排出の両方ができるか…?
粘る。ひたすら粘る。
粘る間にレアもの画像が出てきた。
レアな銅フォーリナーの召喚画面の撮影に成功しました。 pic.twitter.com/yTnuLxJxns
— クラスカード紹介bot (@MAME_NYA) 2021年4月1日
しかし、それでも一向に出る気配のないエリザX。
23時を回り、時間はもうほとんど残されてない。
そして…ガーチャーはついに手を伸ばす…!
虹回転槍…ッ!! pic.twitter.com/oKMTJ2mVdo
— クラスカード紹介bot (@MAME_NYA) 2021年4月1日
ついに!
ついにパーツが揃い完成した!
見よ!これが完全体エリザである!
「Fate/Freedom Order ~ボクとアナタのユナイト戦争~」
— クラスカード紹介bot (@MAME_NYA) 2021年4月1日
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ちなみにQRコードを読み取ればこれまでの私の苦労を無に帰すかのようにそのままエリザ戦に挑めるのでラスボスでなく、QRコード戦闘で2ターン撃破すれば簡単に手に入れられます。
オススメは剣属性で天地人を人にすることと、
カード相性を有利にするためにバスター9枚にすることです。
つまり、「しんめんむさしのかみふじわらのはるのぶ」がオススメです。
クリティカルを引けば2ターン撃破可能です。
皆さんは手に入れられましたか?
ではまた、次回。
フォーリナーPT記事であいましょう。
水着アビーは邪神のクレリック
さて、水着アビーの運用を色々と試してみたので今回は彼女について書くことにします。
水着アビーの特徴
アーツが1枚しかない
→他のフォーリナーに比べてアーツ系PT適性が著しく低い。
フォーリナー同士を組ませてアーツに偏らせた編成をすることができない。
以前の記事で扱ったようにフォーリナーのパーティ編成時に『フォーリナーのジレンマ』が発生する。
すなわち、フォーリナーと他クラスを混ぜることが最適解になりづらく、フォーリナーを混ぜない方が良いパターンが多いという問題である。
この問題へのアンサーの1つは愛であり、推し鯖だから編成するという強い意志を持つことだと書いた。
2つ目のアンサーはフォーリナー統一PTを作りバーサーカーに挑むことで『フォーリナーのジレンマ』を回避する事だとも書いた。
しかし、水着アビーの場合は他のフォーリナーに混ぜるにはいささかコマンドカードの噛み合わなさを感じる。
カード構成がバスタークイックに寄せてあり、アーツが少ないのはフォーリナーとして例外的。
かといってクイックに寄せたフォーリナーPTに積極的に編成したいほどクイックが強いわけでもない。
(というかクイック性能が他のフォーリナーに比べて若干低いまである)
そういうわけでこれまで水着アビーの使い方に「これだ!」という解答が出せず、
出せないまま彼女の登場するイベントは終わってしまった。
イベントが終わり、FGOから少し離れた時間でMTGやTRPGを楽しんでいる時にアイデアロールに成功した。
クレリックだ…!
水着アビーは邪神のクレリックなんだ!
突然言い出してもなんのことかわからないと思うので整理しつつ書いていこう。
まずD&Dっていうゲームがあって、このゲームでは色んな種族だったり職業のキャラクターがパーティを組んで冒険をする。
D&Dとは? | ダンジョンズ&ドラゴンズ日本語版公式ホームページ
クレリックはそんな冒険者クラスのひとつで、信仰心を高めて奇跡を起こすことでパーティを支援する役どころだ。
とはいえ、奇跡はそう頻繁に起こせるものではないのでクレリックも武器を持って戦闘に参加することになる。
クレリックの戦い方にも色々ありますが、そのひとつにパーティメンバーをかばう盾役(タンク)として矢面に立ちながら重たい錫杖を振るい敵対者を打ちのめすスタイルがある。
クレリックとは味方の支援をしつつ、体を張って攻撃を引き受け、そして時に敵を力強く殴るものなのだ!
水着アビーも邪神の器としてクレリックらしく立ち回って貰えばいいんだ!
そう気づいた時にPTは組み上がった。
このPTはバーサーカークラスのエネミーが複数体出てくる3waveほどの戦いを想定してある。
バーサーカーはルーラー以外でアヴェンジャーが攻撃有利を取れるクラスだ。
お気に入りのアヴェンジャーを編成して「殺られる前に殺る」の精神で前のめりなPTをベースとしてクレリック・アビーを組み込もう。
クレリックが呪文を使用する回数を温存するために弓矢や投石などの遠距離攻撃で戦うというシチュエーションはD&Dやそれに類するTRPGでは稀によくある光景のひとつだ。
このパーティでも弓の使い手アーラシュを起用することで水着アビーにつけた『ぐだぐだ看板娘』の有効期限3ターンを温存することができる。
水着アビーをスターティングメンバ―でなく控えにおいてエネミーの弱い1Wave目はターゲット集中ターンを消費しないようにして突破し、ステラで引っ張りだすことで後半のWaveで盾役として3ターン粘り、味方をかばうタンクとしての仕事をこなしてもらうのだ。
ちなみにステラでWaveを終わらせて看板水着アビーが出てきた場合、ターゲット集中の3ターンは消費されず次のWaveから数え初めになるので3Wave目のボスを3ターン引き付けることも可能になっている。
また盾としての3ターンの間は攻撃ダメージも上がる点に注目してほしい。
アヴェンジャーに比べてスター集中が非常に高い水着アビーなら星出し礼装と魔王信長がスキルで生むスター+領域外の生命による追加スターをかき集めてのクリティカル攻撃を出しやすくなっている。
第3スキルをスキルマすれば大量にNP獲得ができるため、アーツクリティカルを決めれば看板娘をつけていても宝具を撃つチャンスはある。
クレリックは呪文による支援もできるものだ。
水着アビーのスキルは強力なデバフが揃っているのでダメージコントロールに利用しよう。防御およびバスターダメージへのデバフは、生存している間に使ってもよし、死に際に使ってもよしで言うことなし。
看板娘の効果が続く3ターンの間は水着アビーのカードを優先的に振っていきたい。
ダメージ上昇の効果が切れるころに退場できれば残ったアヴェンジャー達で星のやり取りをしながら、クリティカルで攻められるようになる。
控えにバーサーカーの織田信長を置けばアヴェンジャーたちに星を回しつつ、チェイン用のバスターカードを加えられるのでオススメだ。
炎上シナジーも発生するのが嬉しいね。やはりパーティは助け合いが大事なのだ。
ルーラーと組むのは一番「ない」選択肢でルーラーならルーラーで固めた方がいいんですよね。
— バーチャルVtuver豆猫さん (@MAME_NYA) 2020年9月13日
(バーサーカーはルーラーにも通るのでジレンマが結局発生してルーラーで固めた方が三騎士編成相手には強く出れる)
少し前にフォーリナーPTの研究中にこんなツイートもした。
これは「ルーラーの売りは受け相性有利なのに、バーサーカー相手に起用しては利点が失われる」といった程度の意味だったが、
水着アビーのクレリック運用ではそのルーラーをかばうこともできる。
いわゆる「殴ルーラー」と合わせて編成することで赤いカードをポチポチしてれば相手は死ぬという乱暴な戦術も取れるだろう。
なんならルーラーにこだわる必要すらなく、好きなクラスのバスター軸サーヴァントと組み合わせて楽しめるだろう。
水着アビーのクレリック運用まとめ
礼装は「ぐだぐだ看板娘」固定。
看板娘が有効な間はクリティカルアタッカー兼タンク役。
効果時間が切れたらサブアタッカーに回りつつスキルを絡めて支援。
受け相性有利とはいえ集中して殴られることで周囲より早めに落ちてPTをスイッチ。
異端のクラス「フォーリナー」の中でも群を抜いた異端児。
その性能を引き出すには他のフォーリナーとは違う運用でバスターPTに組み込むことで活路を見出したい。
あなたのパーティに攻防の要となるクレリックが欲しければ、水着アビーを頼ると言い。
【フォーリナー統一】やけど付与コマンドコードと楊貴妃の話【アーツPT】
前回の記事↑でフォーリナーPTのアタッカーとして楊貴妃を編成する運用について語った。
しかし、サーヴァント以外の編成について礼装とレベル1サーヴァントについてのみ書くにとどまっていた。
実のところ、あのパーティで楊貴妃にアタッカーを務めさせるうえでもう1つ重要なファクターがあることに触れていなかったので、今回の記事で説明しようと思う。
やけど特攻を持つ楊貴妃をアタッカーに据える場合、エネミーに安定して「やけど状態」をばら撒く必要がある。
しかし前回のPTでは楊貴妃以外にやけどを付与できるサーヴァントがいなかった。
また礼装でのやけど付与は現在のFGOのシステムでは存在しない。
しかし礼装ではなく指令紋章(コマンドコード)を利用することで「やけど状態」を押しつけることが可能になる。
現在実装されている火傷付与のコマンドコードは全3種。
付ける先として有効な場所を調べるために付け替えてテストしたところ、
意外な結果になったのでここに記しておく。
オススメの刻印カード
やけど付与コードはアーツへの刻印をオススメする。
なんだ普通の事じゃないかと思われるかもしれない。
しかし、ここで優先して付けるべきは楊貴妃のコマンドカードではない。
火傷付与コードの刻印先としてオススメなのは葛飾北斎のコマンドカードです。
サブアタッカーとして葛飾北斎のアーツカードを切る場合、
防御デバフを目的として使います。
結果的に楊貴妃の「やけど特攻宝具」より早いタイミングで葛飾北斎のアーツを叩き込んで下ごしらえしておく機会が非常に多くなります。
このタイミングでやけど付与を済ませておけばスムーズな流れでやけど特攻へとつなぐことができるわけですから、楊貴妃自身のアーツカードにつけるよりも便利な場合が多いのです。
ただし、3種ある火傷付与コマンドコードのうち1つは楊貴妃のアーツカードへと刻印しておきましょう。
アタッカーである楊貴妃を残す形で立ち回った場合に最後に彼女が単騎で残る可能性があるためです。
単騎時の特攻攻撃をスムーズに行えるように火傷付与をアーツの片方に載せておきましょう。
やけどコード3種のうち、最終的に楊貴妃へと割り振ることにしたのは「魔神のランプ」です。
単騎状態では宝具の回転率を意識してアーツカードを選びがちになりますが、アーツカードからはクリティカルスターが発生しづらいため、
どうしてもクリティカルが起こりづらくなってしまいます。
それを補うためにヤケドだけでなくクリティカルスター獲得の望める「魔神のランプ」を推奨します。
他のコードは趣味で選んで良い部分ですが、フォーリナーアーツパでは防御面がジリ貧で回復手段がない点がネックになる状況も多いためHP回復系を刻印しておくのは悪くない選択肢です。
(もちろん敵が神聖であるなど明確な場合は神聖特攻コードをつけるなど、アタッカーらしく尖らせるのもアリです)
2020年夏の高難度ではバーサーカーのエネミー2騎が最後に残る構図になりやすいクエストだったため運用を試せて楽しかったです。
これからもバーサーカーが残りやすい高難度があればフォーリナーPTを試していきたいと思います。
それでは次の更新がいつになるかはわかりませんがまた次回お会いしましょう。
それまであなたの異星からの降臨者が支えてくれますように!
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【#FGO】フォーリナーPTにおける楊貴妃の扱い方【フォーリナーPT】
久しぶりにフォーリナーの記事を書きます。
記事を書いてない間に新しいフォーリナーが登場しました。
こちらの可愛らしい楊貴妃です。
楊貴妃のことを「新しい」と指してる時点でこのブログの更新頻度の遅さが実感できたと思います。
他のフォーリナーがその間に2騎も追加されているんだけど研究が進んでないので一旦解説からは除きます。
楊貴妃の宝具には「やけど状態のエネミー」への特攻が入るサーヴァントです。
しかし、FGOは意外にやけど状態を安定して付与するのが難しいゲームになっています。
やけどを安定して付与できるサーヴァントもいないではないのですが、それらと組み合わせた時の「軸」をどちらに載せるかで楊貴妃の評価指針が変わります。
例えば「VR新陰流奥義・巴淵太陽剣」での延焼付与を軸にしたパーティを組む場合。
やけど付与手段としては同じセイバークラスであるガウェインやエリザベート・バートリー[ブレイブ]などと組む方がパーティとしてのまとまりがよくなるでしょう。
使うべきシチュエーションも明白で、敵がランサークラスであり、弱体耐性がない場合など想定しやすいですね。
こういった延焼PTに参加させる場合であれば楊貴妃の優先度は若干低いものとなってしまうでしょう。
(ただし絆礼装獲得済みの場合は巴御前[セイバー]と合わせてネロ・ブライド、楊貴妃とアーツに少し寄せた疑似アーツパなど延焼パーティを組めるパーツになるはずです。)
一方で「軸」を楊貴妃へと寄せた場合、パーティ構築は少し難しく(そして単純に)なります。
(繰り返しになるが絆礼装非所持での話です)
「フォーリナーのジレンマ」
私が「フォーリナーのジレンマと」名付けている問題があります。
セイバーとバーサーカーが敵として並ぶクエストを想定してください。
ここでセイバーに有利なアーチャーとバーサーカーに有利なフォーリナーを編成します。
さて、最初にどちらのエネミーを落とすべきでしょう?
①セイバーを先に落とした場合
盤面にはバーサーカーが残ります。
バーサーカーに対する防御相性は以下の通りです。
・アーチャー 被ダメージ1.5倍
・フォーリナー 被ダメージ0.5倍
②バーサーカーを先に落とした場合
盤面にはセイバーが残ります。
セイバーに対する防御相性は以下の通りです。
・アーチャー 被ダメージ0.5倍
・フォーリナー 被ダメージ1.0倍
つまり①と②では②…先にセイバーを倒した方がパーティ全体での被ダメージは抑えることができます。
でもちょっと待ってください。
盤面にセイバーしか残さないなら、そもそもフォーリナーを混ぜずに全員がアーチャーの編成を組んでしまえば、より被ダメージを抑えられるのではないでしょうか?
つまり、セイバーとバーサーカーの混成ステージではそもそもフォーリナーを入れない方がいいんです。
もちろんこの問題は簡略化したものです。
バーサーカー側がブレイクゲージを持った強力なエネミーであればフォーリナーを編成する意味も生まれてくるでしょう。
しかし一般論としてフォーリナーと基本クラスの混成PTでは「フォーリナーがいない方が良くない?」という盤面にしばしばなってしまうのです。
この問題への対処法は大きく分けて2つあります。
1つ目は愛です。
ゲーム的な性能は脇に置いて推しのキャラだから使う、それでいいじゃあないですか。
2つ目は挑戦するクエストをえり好みすることです。
そもそもセイバーとバーサーカーの混成ステージに挑むことでジレンマが発生しているんだから、もうその部分を諦めてしまうのが一番シンプルなわけです。
つまりバーサーカーしか出ないステージに連れ込んでフォーリナーだけで固めたPTを作る。これがベストなわけですね。
何を当たり前のことを…と言われるかもしれませんがフォーリナー使いは葛飾北斎としてお栄さんが実装されるまで、このジレンマに向き合ってきたのです。
その長い長い悩みの末に「無理するよりもやりやすいようにやった方がいい」というシンプルな回答に一周して回ってきているんです。
つまり思考放棄とは違うんですよ!(言い訳)
というわけでフォーリナーのジレンマを突破するためにはフォーリナーはフォーリナーと組むのが一番! となり、
「フォーリナーだけのPTを編成するなら当然vsバーサーカーで使うのが一番!」という身も蓋もない結論が出たので、楊貴妃はフォーリナーと組ませることになります。
・組むべきフォーリナー
記事を書かない間にフォーリナーの数が増えてたので「フォーリナー統一PT」を組む場合でも、組む相手を選べるようになった。
選択肢になるフォーリナーは以下の通り。
・アビゲイル・ウィリアムズ
・葛飾北斎
・謎のヒロインXX
・アビゲイル[夏]
楊貴妃はA宝具のA2構成サーヴァントなので、カード構成から決めるなら、
A3構成のアビゲイル・ウィリアムズと、A2構成のフォーリナー(アビゲイル[夏]以外のフォーリナー)を絡めることで、
PT内の通常コマンドカードのアーツ枚数を7枚にできる。
↓7枚にこだわる理由は過去記事参照
残りの1騎の選択は全体宝具の不足を補うため&追加のチェイン用アーツ宝具が欲しい点を踏まえると葛飾北斎、
エネミーがゲージ持ち単体である場合には単体宝具の謎のヒロインXXが考慮できる。
この記事では葛飾北斎を組み合わせてアーツフォーリナーPTを考えていこう。
礼装選択
絆礼装以外の選択肢として自身のイラストの「ハニー・レイク」でアタッカーとして運用することができる。
特攻倍率は下がるものの、やけど状態になっているかにかかわらず高い打点を期待できるバーサーカー特攻礼装「アトラスの嬰児」を付ける手もある。
宝具の回転率を意識する場合はNP獲得量UP系とアーツUP系の選択肢がある。
前者は被弾時のNP回収が伸びるものの、仮想的であるバーサーカー相手には使いづらい。NP獲得量UPよりは宝具火力を伸ばすのにも貢献できる「フォーマルクラフト」などのアーツUP礼装の方がいいだろう。
スキル3「傾国の寵姫」を有効に使える場合は特攻型でダメージを伸ばし、スキル3を使いづらいステージではアーツUPがいいだろう。
アビゲイル・ウィリアムズ
このPTでアビーの受け持つ役割は
・チェイン用のアーツカードの提供
・スキルによる支援
アタッカーとしてよりサポーター・デバッファーとしての用途が強いため礼装選択も攻撃的なものよりは「スターを獲得」などの方がパーティへの貢献度が高い。
純粋に支援に徹する場合は「2030年の欠片」がシンプルに一番強い。
宝具による強化解除も役割に含める場合はアーツチェインとスキルで宝具まで持っていける初期NPチャージ+スター獲得の「至るべき場所」がオススメ。
サブアタッカーとしてアーツカードを供給しながらスキル3「雅号・異星蛸」での防御デバフを入れることでアタッカーの楊貴妃の打点を伸ばしていく役割を担う。
露払いとしての性質が強いため、早めの宝具使用を可能にするために初期NP獲得系の礼装がオススメ。
とはいえカレスコほどの初動はいらないのでNP50獲得+α系の礼装で十分に役割をこなせる。イラストシナジーを見込んで「ペインティングサマー」を使用しているけれど、アタッカーである楊貴妃への補助に回るのであればアビゲイルと同じく「至るべき場所」に揃えて「スターの基礎獲得量」を底上げしておくのが無難。
パーティの残り枠
タマゴ技フィン
フォーリナーはバッファーよりもデバッファーに寄ったクラスである。
防御デバッファーの特徴として、レベル1サーヴァントとの相性が挙げられる。
カリスマなどの全体攻撃バフスキルを持つ主力サーヴァントとレベル1鯖を並行運用した場合、レベル1サーヴァントに無駄バフを載せるか初手でのバフ切りを諦めるか、どちらかの縛りを受けるのに対して、防御デバフであればカリスマとほぼ同じ恩恵を受けつつもそれらの縛りに影響されない点でレベル1サーヴァント戦術との相性がいい。
またサブアタッカーである葛飾北斎のデバフ付与アーツをシャッフルしてデッキに仕込めるため消費APの低い高難度で初動のリセマラ込みならスタートダッシュの滑り出しを早められる。
フォーリナーの多くは神性を持っているため神性ヘイトを利用した退場時礼装は使えないため基本的には「ぐだぐだ看板娘」一択。もしも退場礼装を付けて初手退場のリセマラをするつもりがあるなら「慈悲無き者」という手もある。
いずれも高コストであり星3以下がいないフォーリナー統一PTとの兼ね合いが難しい。
フォーリナー3騎のみで相手を倒せないなら素直にフィンでなく4人目のフォーリナーを控えに置いた方がいい。
殿のフォーリナーを追加する場合のレベル1鯖の選択肢としては、コストを抑えられる《呪腕カムラン》などもオススメだ。
【#FGO】純粋タマゴ技フィン批判【#タマゴ技フィン】
皆様、お久しぶりです。
タマゴ技フィンの人こと、
タマゴ技フィンのスキルマ第一人者を自負しているFGO中級者です。
本日は批判的視線からタマゴ技フィンの記事を書きます。
まず「タマゴ技フィンってなんだよ?」という疑問を抱えていらっしゃる方は下のリンク先でタマゴ技フィンについて知ることができます。
↓
【上級者向け記事】タマゴ技フィンとは何なのか【特殊運用】 - 与太話じゃないほうのFGOの話
さて、まず初めに言いたいのは「もう令和ですよ」ということです。
タマゴ技フィンというのは前元号の遺物であり、よほど思い入れがない限りタマゴ技フィンなどというものは最早使う必要がないということです。
というかそういう話自体は2019年(令和元年)の正月にはしてたんですけど。
↓2019年1月9日の当ブログ
最近はフィン自身のモーションがカッコよくなって見た目性能が向上しているだけではなく、周囲の他のサーヴァントの追加によってこの1年でレベルマした普通のフィンの取り回し方は大きく変わったので、
今回はタマゴ技の話は一旦忘れてフィンの強いところを聞いたうえで、それでもタマゴ技フィンを使う価値があるのかをあなた自身に問いかけてみてください。
注・この記事はあくまで私の推しであるフィン・マックールについて語るものでありタマゴ技フィン関係者の方々を誹謗中傷する意図はありません。
タマゴ技フィン自体にはモーション変更とコマンドコード周りの強化があっただけで弱体化はされてないので、記事を読んだ上で引き続き「うちの場合はタマゴ技フィンに愛着あるから残したいな」と思った場合はぜひ使い続けてください。
(自分の推しが使われる回数が増えるのは世の中にとってプラスであるため)
大前提
タマゴ技フィンより親のフィンの方が強い。
タマゴ技フィンの作成過程で必ず生まれる「高レベルのフィン」
基本的にはこちらを使った方が絶対に強いです。
それでもタマゴ技フィンという曲芸を使う人がいたのは主に以下の2つの使い方がありました。
①前衛3騎から前衛4騎へ
通常、FGOのパーティはサーヴァント6騎で構成されます。
しかし、ステラや生贄、オーダーチェンジのギミックを利用しない場合、
低難度クエストや一部のイベントクエストは前衛に配置した3騎が戦うだけで勝利できます。
この前衛3騎の初動を補助するために「タマゴ技フィンによる高倍率バフを主戦力となる2騎にかけて、自身は素早く撤退し支援役の4騎目にバトンを渡そう!」というのが「前衛4騎」の考え方です。
②単騎縛り
いわゆる縛りプレイ・魅せプレイの一環として推し鯖1騎とレベル1の鯖2騎だけでパーティを組んで推し1人での高難度クエスト攻略動画とかを撮る人が、推しをより引き立てるための支援として使うパターン。
しかし、そもそも論を言えばこれらの運用の本質は「フィンを起用して戦いたい・フィンだからできる戦術を使いたい」もっと言えば「叡智の英雄、フィン・マックールでうまぶりたい」という欲求にありました。
タマゴ技フィン記事を書いた1年前のFGOにおけるフィン・マックールは
「強いサーヴァント」だと胸を張って言うことはできませんでした。
ヒット数配分はお世辞にも良いとは言えず、強化前の千里眼との相性も悲惨。
育成がオススメのランサーを聞かれた時に「私が好きなのはフィンだけど…」と前置きして違うサーヴァントを薦めることの方が多かったと記憶しています。
そんな「強くないフィン・マックール」を自分の「女性ランサーパーティ」に組み込むための方法を試行錯誤する中で気に入ったのがタマゴ技フィンであり、タマゴ技フィンのスキルマ運用についても記事を書いたりしました。
しかし、今こそ純粋な理性を持って断言しましょう。
「もう令和やぞ」と。
FGOにおけるフィン・マックール周りの環境は激変しました。
度重なる強化・モーション回収による見栄えアップ・カードプールの拡張…
今ではもうフィンは「強いサーヴァント」としてはっきりとオススメできるようになっています。
改めてフィン・マック―ルがなぜ「弱い」と言われていたのか、
そして2020年夏現在の強化とカードプールでどうなっているかを見ていきましょう。
フィンの特徴
QQAAB型の全体A宝具ランサー
ランサークラスの基本構成はQQABBがテンプレートで大半は非アーツ宝具。
例外的なアーツ構成であることはフィンの特徴のひとつであると同時に「弱さ」でした。
ランサーだけで固めたパーティを作ったときにアーツチェインの発生率を高めることができると言えば聞こえはいいものの、実際にはあまり大きな差はなく、むしろバスターチェインを組みづらくなることの方が若干気になるという人もいたでしょう。
「フィンは希少なアーツランサーである」
これはフィンを特徴づけると同時に「パーティ構成をアーツに大きく傾けるほどアーツは真価を発揮する」という傾向に見合いませんでした。
もちろん支援キャスターで囲ったときの強さはなかなかのものですが、そもそも「支援キャスター2騎でフィンを強化する」よりも「ランサーで全騎を固めたパーティ」の方が対アーチャーでは安定感があるのも事実でした。
ゆえにフィン・マックールは弱かった。
しかし、現在はフィンだけでなくアーツ寄りのカード構成のランサーが増えました。
特にイベント加入サーヴァントとしてQQAABのA宝具であるサーヴァントが増えたことでランサーだけでも疑似アーツパ(通常コマンドのアーツ枚数合計が6枚でアーツ宝具を主体とするパーティ編成)の作成をすることが容易になったのは非常に追い風と言えます。
また前述の弱点である
「支援キャスター2騎でフィンを強化する」よりも「ランサーで全騎を固めたパーティ」の方が対アーチャー戦では安定感がある
についても革命が起きています。
アルトリア・キャスターの実装です。
自身のアルトリア・キャスターとフレンドのアルトリア・キャスターの2枚でフィン・マックールを挟んだ構成はアーチャー狩りをする上で抜群の安定感と礼装枠の自由度を持っています。
特に《毒蛇一芸》の装備を許容できる点は驚異的としか言いようがありません。
3ターンしか持続しない代わりに破格の効果を持つ礼装と3ターン周回システムの相性がどれだけ良いかは言うまでもないでしょう。
具体的にどこを周るか?で言うと、シンの石泉峡とかが素材的に美味しく、クラス相性的に回りやすく、後列の絆上げをしながら炉心を集めて回るのに向いていると思います。
こうしたフィン自体ではなくパーティを組むサーヴァントのカードプール増加により
「群れると強いが孤立した特徴を持つ」という欠点は克服されました。
フィン・マックールはアーツ型のランサーである…
ゆえにフィン・マックールは強いのです。
パーティ編成例
わかえいやすいキャストリアシステム編成ですね。
この編成パターンは宝具レベルが高ければ高いほど回れる場所が増えるのでタマゴ技フィンをつくるよりも宝具レベルを上げた方がいいと思います。
フィンの特徴
スター発生率アップとヒット数
「フィン 弱い」の原点。
ヒット数とクリティカルスターの発生には深い関係があることは知られて久しいですがが、フィンのスキル千里眼は「自身に約40%」という「低くはないんじゃない?」くらいの微妙な量のスター発生率バフが「通常コマンドが2Hitしかしないフィン」にかかるというどうしようもなさにありました。
しかしスキル強化後の千里眼(麗)は「味方全体に50%」「追加でNP獲得量も30%」という優秀な支援スキル。
ヒット数と結びつくからこその弱さだった千里眼。
それを「ヒット数が多めのランサー」と組み合わせることでスターを生産する有用なスキルに昇華したわけです。
このスキルを軸にするならNP獲得の恩恵も活かしていくために「QQAAB」構成のランサーで「クイックで星を出して、アーツクリティカルでNPを貯めるAQパーティ」が組みたくなりますね。
はい?
レベル1で千里眼(麗)を使った後でフィンを使い捨てる?
贅沢な運用ですね。
フィンの6枚目でも手に入ったのでしょうか?
幕間の物語によって宝具強化を受けたフィンの全体アーツ宝具の宝具レベルを上げた方が強いのでは?と具申します。
とはいえ、フィン自身のHit数では劇的な量のスター獲得にはならないので、このパーティの中心にはならないでしょう。
的確なクリティカルを生むためにはスターの「やりとり」が必要になります。
スターをパスしあえるような「スター集中スキル持ち」のアタッカーを採用したいものです。
そんな都合のいいサーヴァントが…割と何体もいるのが令和のFGOです。
・「QQAAB」構成
・4Hit以上するQ
・スター集中スキル持ち
これらの条件を満たすサーヴァントとしてイベント報酬サーヴァント《宇津見エリセ》や星4《謎のアルターエゴ・Λ》などがいるので彼女たちを組み合わせることでAQパーティを試してみました。
パーティ編成例
*ここで言うAQパーティの使用用途は「周回」「高難度」「タイムアタック」などでなくストーリーやイベントでそこそこ楽しく戦える程度の編成を目指しています。
千里眼(麗)のバフが切れるタイミングでスター不足になりやすいため、そのタイミングでラムダリリスの宝具やスター集中スキルを使ってクリティカルスターを調整していきましょう。
「毎ターンスター獲得礼装」での底上げやコマンドコード《聖夜の極光》による底上げも検討することができます。
期間限定コマンドコードの貼り付けと剥がしの処理が変わり、コードリムーバーが不要になったことで「準礼装」とでも言うべき装備品として気軽に張り替えられる=カジュアルなAQパ用に極光を回しても良くなったのは追い風と言えますね。
ではAQランサーパーティを試運転といきましょうか。
回してみたところ、思っていたよりもクリティカルスターが多く溜まるので固定獲得を少し減らしてもいいかもしれません。
この編成の利点としてスターだけでなくNPもラムダリリスが徴用できるため宝具を打った後の半端な回収を余らせることなく使える点が気持ちよく戦えました。
フィンを使い捨てるよりも「ラムダリリスのNPタンク」として使った方が便利そうだと感じたことも記しておきます。
あと全員、宝具などが水に関係していてなんとなく水タイプっぽい星4ランサーという「雰囲気のまとまり」があったのも少し嬉しいですね。
まあ、性能とは関係ないのでラムダが『水場』をスキルで生んでもシナジー形成したりはしないんですけど。
水タイプやAQにこだわりがなければヒット数が高めでアーツ4Hitクイック5HitのQAABBであるイベント報酬サーヴァントの《長尾景虎》と組ませるのも千里眼(麗)を活かしやすいかもしれませんよ。
さて、これだけ書けば十分に「フィンの宝具レベルは高い方がいい」という事実が伝わると思うのでタマゴ技フィンなんて曲芸に縋りつくのはやめて、フィンの宝具レベルを上げるのです…私の推しを使ってください。
フィン・マックールはもう「弱い」とは言い難いほどに強化されているので、
偏見に惑わされずにフィンをしっかり使ってください。
それはそれとしてタマゴ技フィンも弱くなってはいないので6枚目のフィンをレアプリにするかどうかは一度手を止めて考えてみてはいかがでしょうか?
用法容量を守って楽しいフィン・マックールライフ!
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