【#FGO】フォーリナーPTにおける楊貴妃の扱い方【フォーリナーPT】
久しぶりにフォーリナーの記事を書きます。
記事を書いてない間に新しいフォーリナーが登場しました。
こちらの可愛らしい楊貴妃です。
楊貴妃のことを「新しい」と指してる時点でこのブログの更新頻度の遅さが実感できたと思います。
他のフォーリナーがその間に2騎も追加されているんだけど研究が進んでないので一旦解説からは除きます。
楊貴妃の宝具には「やけど状態のエネミー」への特攻が入るサーヴァントです。
しかし、FGOは意外にやけど状態を安定して付与するのが難しいゲームになっています。
やけどを安定して付与できるサーヴァントもいないではないのですが、それらと組み合わせた時の「軸」をどちらに載せるかで楊貴妃の評価指針が変わります。
例えば「VR新陰流奥義・巴淵太陽剣」での延焼付与を軸にしたパーティを組む場合。
やけど付与手段としては同じセイバークラスであるガウェインやエリザベート・バートリー[ブレイブ]などと組む方がパーティとしてのまとまりがよくなるでしょう。
使うべきシチュエーションも明白で、敵がランサークラスであり、弱体耐性がない場合など想定しやすいですね。
こういった延焼PTに参加させる場合であれば楊貴妃の優先度は若干低いものとなってしまうでしょう。
(ただし絆礼装獲得済みの場合は巴御前[セイバー]と合わせてネロ・ブライド、楊貴妃とアーツに少し寄せた疑似アーツパなど延焼パーティを組めるパーツになるはずです。)
一方で「軸」を楊貴妃へと寄せた場合、パーティ構築は少し難しく(そして単純に)なります。
(繰り返しになるが絆礼装非所持での話です)
「フォーリナーのジレンマ」
私が「フォーリナーのジレンマと」名付けている問題があります。
セイバーとバーサーカーが敵として並ぶクエストを想定してください。
ここでセイバーに有利なアーチャーとバーサーカーに有利なフォーリナーを編成します。
さて、最初にどちらのエネミーを落とすべきでしょう?
①セイバーを先に落とした場合
盤面にはバーサーカーが残ります。
バーサーカーに対する防御相性は以下の通りです。
・アーチャー 被ダメージ1.5倍
・フォーリナー 被ダメージ0.5倍
②バーサーカーを先に落とした場合
盤面にはセイバーが残ります。
セイバーに対する防御相性は以下の通りです。
・アーチャー 被ダメージ0.5倍
・フォーリナー 被ダメージ1.0倍
つまり①と②では②…先にセイバーを倒した方がパーティ全体での被ダメージは抑えることができます。
でもちょっと待ってください。
盤面にセイバーしか残さないなら、そもそもフォーリナーを混ぜずに全員がアーチャーの編成を組んでしまえば、より被ダメージを抑えられるのではないでしょうか?
つまり、セイバーとバーサーカーの混成ステージではそもそもフォーリナーを入れない方がいいんです。
もちろんこの問題は簡略化したものです。
バーサーカー側がブレイクゲージを持った強力なエネミーであればフォーリナーを編成する意味も生まれてくるでしょう。
しかし一般論としてフォーリナーと基本クラスの混成PTでは「フォーリナーがいない方が良くない?」という盤面にしばしばなってしまうのです。
この問題への対処法は大きく分けて2つあります。
1つ目は愛です。
ゲーム的な性能は脇に置いて推しのキャラだから使う、それでいいじゃあないですか。
2つ目は挑戦するクエストをえり好みすることです。
そもそもセイバーとバーサーカーの混成ステージに挑むことでジレンマが発生しているんだから、もうその部分を諦めてしまうのが一番シンプルなわけです。
つまりバーサーカーしか出ないステージに連れ込んでフォーリナーだけで固めたPTを作る。これがベストなわけですね。
何を当たり前のことを…と言われるかもしれませんがフォーリナー使いは葛飾北斎としてお栄さんが実装されるまで、このジレンマに向き合ってきたのです。
その長い長い悩みの末に「無理するよりもやりやすいようにやった方がいい」というシンプルな回答に一周して回ってきているんです。
つまり思考放棄とは違うんですよ!(言い訳)
というわけでフォーリナーのジレンマを突破するためにはフォーリナーはフォーリナーと組むのが一番! となり、
「フォーリナーだけのPTを編成するなら当然vsバーサーカーで使うのが一番!」という身も蓋もない結論が出たので、楊貴妃はフォーリナーと組ませることになります。
・組むべきフォーリナー
記事を書かない間にフォーリナーの数が増えてたので「フォーリナー統一PT」を組む場合でも、組む相手を選べるようになった。
選択肢になるフォーリナーは以下の通り。
・アビゲイル・ウィリアムズ
・葛飾北斎
・謎のヒロインXX
・アビゲイル[夏]
楊貴妃はA宝具のA2構成サーヴァントなので、カード構成から決めるなら、
A3構成のアビゲイル・ウィリアムズと、A2構成のフォーリナー(アビゲイル[夏]以外のフォーリナー)を絡めることで、
PT内の通常コマンドカードのアーツ枚数を7枚にできる。
↓7枚にこだわる理由は過去記事参照
残りの1騎の選択は全体宝具の不足を補うため&追加のチェイン用アーツ宝具が欲しい点を踏まえると葛飾北斎、
エネミーがゲージ持ち単体である場合には単体宝具の謎のヒロインXXが考慮できる。
この記事では葛飾北斎を組み合わせてアーツフォーリナーPTを考えていこう。
礼装選択
絆礼装以外の選択肢として自身のイラストの「ハニー・レイク」でアタッカーとして運用することができる。
特攻倍率は下がるものの、やけど状態になっているかにかかわらず高い打点を期待できるバーサーカー特攻礼装「アトラスの嬰児」を付ける手もある。
宝具の回転率を意識する場合はNP獲得量UP系とアーツUP系の選択肢がある。
前者は被弾時のNP回収が伸びるものの、仮想的であるバーサーカー相手には使いづらい。NP獲得量UPよりは宝具火力を伸ばすのにも貢献できる「フォーマルクラフト」などのアーツUP礼装の方がいいだろう。
スキル3「傾国の寵姫」を有効に使える場合は特攻型でダメージを伸ばし、スキル3を使いづらいステージではアーツUPがいいだろう。
アビゲイル・ウィリアムズ
このPTでアビーの受け持つ役割は
・チェイン用のアーツカードの提供
・スキルによる支援
アタッカーとしてよりサポーター・デバッファーとしての用途が強いため礼装選択も攻撃的なものよりは「スターを獲得」などの方がパーティへの貢献度が高い。
純粋に支援に徹する場合は「2030年の欠片」がシンプルに一番強い。
宝具による強化解除も役割に含める場合はアーツチェインとスキルで宝具まで持っていける初期NPチャージ+スター獲得の「至るべき場所」がオススメ。
サブアタッカーとしてアーツカードを供給しながらスキル3「雅号・異星蛸」での防御デバフを入れることでアタッカーの楊貴妃の打点を伸ばしていく役割を担う。
露払いとしての性質が強いため、早めの宝具使用を可能にするために初期NP獲得系の礼装がオススメ。
とはいえカレスコほどの初動はいらないのでNP50獲得+α系の礼装で十分に役割をこなせる。イラストシナジーを見込んで「ペインティングサマー」を使用しているけれど、アタッカーである楊貴妃への補助に回るのであればアビゲイルと同じく「至るべき場所」に揃えて「スターの基礎獲得量」を底上げしておくのが無難。
パーティの残り枠
タマゴ技フィン
フォーリナーはバッファーよりもデバッファーに寄ったクラスである。
防御デバッファーの特徴として、レベル1サーヴァントとの相性が挙げられる。
カリスマなどの全体攻撃バフスキルを持つ主力サーヴァントとレベル1鯖を並行運用した場合、レベル1サーヴァントに無駄バフを載せるか初手でのバフ切りを諦めるか、どちらかの縛りを受けるのに対して、防御デバフであればカリスマとほぼ同じ恩恵を受けつつもそれらの縛りに影響されない点でレベル1サーヴァント戦術との相性がいい。
またサブアタッカーである葛飾北斎のデバフ付与アーツをシャッフルしてデッキに仕込めるため消費APの低い高難度で初動のリセマラ込みならスタートダッシュの滑り出しを早められる。
フォーリナーの多くは神性を持っているため神性ヘイトを利用した退場時礼装は使えないため基本的には「ぐだぐだ看板娘」一択。もしも退場礼装を付けて初手退場のリセマラをするつもりがあるなら「慈悲無き者」という手もある。
いずれも高コストであり星3以下がいないフォーリナー統一PTとの兼ね合いが難しい。
フォーリナー3騎のみで相手を倒せないなら素直にフィンでなく4人目のフォーリナーを控えに置いた方がいい。
殿のフォーリナーを追加する場合のレベル1鯖の選択肢としては、コストを抑えられる《呪腕カムラン》などもオススメだ。