与太話じゃないほうのソシャゲの話

FGOの中級者向け記事のブログだった

【#FGO】純粋タマゴ技フィン批判【#タマゴ技フィン】

皆様、お久しぶりです。

タマゴ技フィンの人こと、

タマゴ技フィンのスキルマ第一人者を自負しているFGO中級者です。

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本日は批判的視線からタマゴ技フィンの記事を書きます。

まず「タマゴ技フィンってなんだよ?」という疑問を抱えていらっしゃる方は下のリンク先でタマゴ技フィンについて知ることができます。

【上級者向け記事】タマゴ技フィンとは何なのか【特殊運用】 - 与太話じゃないほうのFGOの話

 

さて、まず初めに言いたいのは「もう令和ですよ」ということです。

 

タマゴ技フィンというのは前元号の遺物であり、よほど思い入れがない限りタマゴ技フィンなどというものは最早使う必要がないということです。

 

というかそういう話自体は2019年(令和元年)の正月にはしてたんですけど。

 ↓2019年1月9日の当ブログ

omamesensei.hatenablog.com

 

 

最近はフィン自身のモーションがカッコよくなって見た目性能が向上しているだけではなく、周囲の他のサーヴァントの追加によってこの1年でレベルマした普通のフィンの取り回し方は大きく変わったので、

今回はタマゴ技の話は一旦忘れてフィンの強いところを聞いたうえで、それでもタマゴ技フィンを使う価値があるのかをあなた自身に問いかけてみてください。

 

・この記事はあくまで私の推しであるフィン・マックールについて語るものでありタマゴ技フィン関係者の方々を誹謗中傷する意図はありません。

 

タマゴ技フィン自体にはモーション変更とコマンドコード周りの強化があっただけで弱体化はされてないので、記事を読んだ上で引き続き「うちの場合はタマゴ技フィンに愛着あるから残したいな」と思った場合はぜひ使い続けてください。

(自分の推しが使われる回数が増えるのは世の中にとってプラスであるため)

 

 

大前提

タマゴ技フィンより親のフィンの方が強い。

 

タマゴ技フィンの作成過程で必ず生まれる「高レベルのフィン」

基本的にはこちらを使った方が絶対に強いです。

 

それでもタマゴ技フィンという曲芸を使う人がいたのは主に以下の2つの使い方がありました。

 

①前衛3騎から前衛4騎へ

 

通常、FGOのパーティはサーヴァント6騎で構成されます。

しかし、ステラや生贄、オーダーチェンジのギミックを利用しない場合、

低難度クエストや一部のイベントクエストは前衛に配置した3騎が戦うだけで勝利できます。

 

この前衛3騎の初動を補助するために「タマゴ技フィンによる高倍率バフを主戦力となる2騎にかけて、自身は素早く撤退し支援役の4騎目にバトンを渡そう!」というのが「前衛4騎」の考え方です。

 

②単騎縛り

いわゆる縛りプレイ・魅せプレイの一環として推し鯖1騎とレベル1の鯖2騎だけでパーティを組んで推し1人での高難度クエスト攻略動画とかを撮る人が、推しをより引き立てるための支援として使うパターン。

 

しかし、そもそも論を言えばこれらの運用の本質は「フィンを起用して戦いたい・フィンだからできる戦術を使いたい」もっと言えば「叡智の英雄、フィン・マックールでうまぶりたい」という欲求にありました。

omamesensei.hatenablog.com

 

タマゴ技フィン記事を書いた1年前のFGOにおけるフィン・マックールは

「強いサーヴァント」だと胸を張って言うことはできませんでした。

ヒット数配分はお世辞にも良いとは言えず、強化前の千里眼との相性も悲惨。

育成がオススメのランサーを聞かれた時に「私が好きなのはフィンだけど…」と前置きして違うサーヴァントを薦めることの方が多かったと記憶しています。

 

そんな「強くないフィン・マックール」を自分の「女性ランサーパーティ」に組み込むための方法を試行錯誤する中で気に入ったのがタマゴ技フィンであり、タマゴ技フィンのスキルマ運用についても記事を書いたりしました。

 

omamesensei.hatenablog.com

 

しかし、今こそ純粋な理性を持って断言しましょう。

「もう令和やぞ」と。

 

FGOにおけるフィン・マックール周りの環境は激変しました。

度重なる強化・モーション回収による見栄えアップ・カードプールの拡張…

今ではもうフィンは「強いサーヴァント」としてはっきりとオススメできるようになっています。

 

改めてフィン・マック―ルがなぜ「弱い」と言われていたのか、

そして2020年夏現在の強化とカードプールでどうなっているかを見ていきましょう。

 

フィンの特徴

QQAAB型の全体A宝具ランサー

 

ランサークラスの基本構成はQQABBがテンプレートで大半は非アーツ宝具。

例外的なアーツ構成であることはフィンの特徴のひとつであると同時に「弱さ」でした。

ランサーだけで固めたパーティを作ったときにアーツチェインの発生率を高めることができると言えば聞こえはいいものの、実際にはあまり大きな差はなく、むしろバスターチェインを組みづらくなることの方が若干気になるという人もいたでしょう。

「フィンは希少なアーツランサーである」

これはフィンを特徴づけると同時に「パーティ構成をアーツに大きく傾けるほどアーツは真価を発揮する」という傾向に見合いませんでした。

もちろん支援キャスターで囲ったときの強さはなかなかのものですが、そもそも「支援キャスター2騎でフィンを強化する」よりも「ランサーで全騎を固めたパーティ」の方が対アーチャーでは安定感があるのも事実でした。

 

ゆえにフィン・マックールは弱かった

 

しかし、現在はフィンだけでなくアーツ寄りのカード構成のランサーが増えました。

特にイベント加入サーヴァントとしてQQAABA宝具であるサーヴァントが増えたことでランサーだけでも疑似アーツパ(通常コマンドのアーツ枚数合計が6枚でアーツ宝具を主体とするパーティ編成)の作成をすることが容易になったのは非常に追い風と言えます。

 

また前述の弱点である

「支援キャスター2騎でフィンを強化する」よりも「ランサーで全騎を固めたパーティ」の方が対アーチャー戦では安定感がある

 についても革命が起きています。

 

アルトリア・キャスターの実装です。

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自身のアルトリア・キャスターとフレンドのアルトリア・キャスターの2枚でフィン・マックールを挟んだ構成はアーチャー狩りをする上で抜群の安定感と礼装枠の自由度を持っています。

 

特に《毒蛇一芸》の装備を許容できる点は驚異的としか言いようがありません。

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3ターンしか持続しない代わりに破格の効果を持つ礼装と3ターン周回システムの相性がどれだけ良いかは言うまでもないでしょう。

 

具体的にどこを周るか?で言うと、シンの石泉峡とかが素材的に美味しく、クラス相性的に回りやすく、後列の絆上げをしながら炉心を集めて回るのに向いていると思います。

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こうしたフィン自体ではなくパーティを組むサーヴァントのカードプール増加により

「群れると強いが孤立した特徴を持つ」という欠点は克服されました。

 

フィン・マックールはアーツ型のランサーである…

ゆえにフィン・マックールは強いのです。

 

パーティ編成例

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わかえいやすいキャストリアシステム編成ですね。

この編成パターンは宝具レベルが高ければ高いほど回れる場所が増えるのでタマゴ技フィンをつくるよりも宝具レベルを上げた方がいいと思います。

 

 

 

 

フィンの特徴

スター発生率アップとヒット数

 

「フィン 弱い」の原点。

ヒット数とクリティカルスターの発生には深い関係があることは知られて久しいですがが、フィンのスキル千里眼は「自身に約40%」という「低くはないんじゃない?」くらいの微妙な量のスター発生率バフが「通常コマンドが2Hitしかしないフィン」にかかるというどうしようもなさにありました。

 

しかしスキル強化後の千里眼(麗)は「味方全体に50%」「追加でNP獲得量も30%」という優秀な支援スキル。

ヒット数と結びつくからこその弱さだった千里眼

それを「ヒット数が多めのランサー」と組み合わせることでスターを生産する有用なスキルに昇華したわけです。

 

このスキルを軸にするならNP獲得の恩恵も活かしていくために「QQAAB」構成のランサーで「クイックで星を出して、アーツクリティカルでNPを貯めるAQパーティ」が組みたくなりますね。

 

はい?

レベル1で千里眼(麗)を使った後でフィンを使い捨てる?

贅沢な運用ですね。

フィンの6枚目でも手に入ったのでしょうか?

幕間の物語によって宝具強化を受けたフィンの全体アーツ宝具の宝具レベルを上げた方が強いのでは?と具申します。

 

とはいえ、フィン自身のHit数では劇的な量のスター獲得にはならないので、このパーティの中心にはならないでしょう。

 

的確なクリティカルを生むためにはスターの「やりとり」が必要になります。

スターをパスしあえるような「スター集中スキル持ち」のアタッカーを採用したいものです。

 

そんな都合のいいサーヴァントが…割と何体もいるのが令和のFGOです。

 

・「QQAAB」構成

・4Hit以上するQ

・スター集中スキル持ち

 

これらの条件を満たすサーヴァントとしてイベント報酬サーヴァント《宇津見エリセ》や星4《謎のアルターエゴ・Λ》などがいるので彼女たちを組み合わせることでAQパーティを試してみました。

 

パーティ編成例f:id:omamesensei:20200823141538p:plain

*ここで言うAQパーティの使用用途は「周回」「高難度」「タイムアタック」などでなくストーリーやイベントでそこそこ楽しく戦える程度の編成を目指しています。

 

千里眼(麗)のバフが切れるタイミングでスター不足になりやすいため、そのタイミングでラムダリリスの宝具やスター集中スキルを使ってクリティカルスターを調整していきましょう。

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「毎ターンスター獲得礼装」での底上げやコマンドコード《聖夜の極光》による底上げも検討することができます。

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期間限定コマンドコードの貼り付けと剥がしの処理が変わり、コードリムーバーが不要になったことで「準礼装」とでも言うべき装備品として気軽に張り替えられる=カジュアルなAQパ用に極光を回しても良くなったのは追い風と言えますね。

 

ではAQランサーパーティを試運転といきましょうか。

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回してみたところ、思っていたよりもクリティカルスターが多く溜まるので固定獲得を少し減らしてもいいかもしれません。

 

この編成の利点としてスターだけでなくNPもラムダリリスが徴用できるため宝具を打った後の半端な回収を余らせることなく使える点が気持ちよく戦えました。

フィンを使い捨てるよりも「ラムダリリスのNPタンク」として使った方が便利そうだと感じたことも記しておきます。

 

 あと全員、宝具などが水に関係していてなんとなく水タイプっぽい星4ランサーという「雰囲気のまとまり」があったのも少し嬉しいですね。

まあ、性能とは関係ないのでラムダが『水場』をスキルで生んでもシナジー形成したりはしないんですけど。

水タイプやAQにこだわりがなければヒット数が高めでアーツ4Hitクイック5HitのQAABBであるイベント報酬サーヴァントの長尾景虎と組ませるのも千里眼(麗)を活かしやすいかもしれませんよ。

 

 

さて、これだけ書けば十分に「フィンの宝具レベルは高い方がいい」という事実が伝わると思うのでタマゴ技フィンなんて曲芸に縋りつくのはやめて、フィンの宝具レベルを上げるのです…私の推しを使ってください。

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フィン・マックールはもう「弱い」とは言い難いほどに強化されているので、

偏見に惑わされずにフィンをしっかり使ってください。

 

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それはそれとしてタマゴ技フィンも弱くなってはいないので6枚目のフィンをレアプリにするかどうかは一度手を止めて考えてみてはいかがでしょうか?

 

 用法容量を守って楽しいフィン・マックールライフ!

 

 

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