与太話じゃないほうのソシャゲの話

FGOの中級者向け記事のブログだった

【上級者向け記事】さよなら、タマゴ技フィン。【特殊運用】

どうも、タマゴ技フィンの人です。

 

今回の記事ではFGOの最新環境において「タマゴ技フィンの死」が決定的になったという話を書こうと思います。

正直なことを言えば、私はまだタマゴ技フィンの死を認めたくありません。

しかし、このブログを「一見、馬鹿なことを書いているようでも一部の縛りプレイヤーにとってはタメになるFGO知識を広める」という役割を持って書いている以上、

現環境のタマゴ技フィンについて嘘をつくことはできません。

 

それでは令和5年のFGOにおけるタマゴ技フィンの立ち位置と、なぜ彼が死んだのかについて語っていきましょう。

 

タマゴ技サーヴァントとは

……その前に、まずは前提となる知識を共有しておくことにしましょう。

FGOにおける「タマゴ技」と俗称される育成論の基本についておさらいです。

 

FGOにおける「タマゴ技サーヴェント」とは「レベル1でスキル強化済みのskill1を使うことを目的としたサーヴァント運用」のことを指します。

 

通常、スキル強化クエストを発生させるためには当該サーヴァントを霊基再臨しなければなりません。

そのためskill1に強化の入ったサーヴァントであってもレベル1の状態では強化前のskill1を使うことしかできない……という前提があります。

しかし、当該サーヴァントを2騎以上所持している場合、片方を再臨させて強化クエストを解禁させて、片方をレベル1のまま保持することで、レベル1のまま強化済みのskill1を使用できるサーヴァントを作成することができます。

 

このテクニックを俗に「タマゴ技」と呼びます。

 

基本的に通常の攻略などで使うことはありませんが「サポート以外Lv,1でクエストクリア」などの縛りプレイをする際の曲芸的な運用としてごくまれに使われることがあります。

 

タマゴ技フィン

タマゴ技フィンは前述の裏技によってレベル1のまま千里眼(麗)を解放したフィン・マックールを指します。

基本的にはパーティの先発として繰り出し、横のサーヴァントに「スター発生率とNP獲得率のバフ」をかけたうえで、敵の攻撃を受けて早期退場し、パーティの4番目に置いた次のサポーターへとバトンを渡すことを目的に採用します。

 

タマゴ技フィンの歴史

基本的にタマゴ技フィンは変態運用であり、強い使い方でなく曲芸的な使い方として生まれました。

ただし、この頃のフィン・マックールの評価はあまり高くなく「他に強力なランサーを持っているのであれば積極的にパーティに加えるほどではない」という不遇な立ち位置にありました。

タマゴ技フィンはそんなフィン不遇時代に開発された育成論であり、たとえ自虐的な運用であってもフィン・マックールを明確な運用思想の元で活用したい愛好家が生み出した苦肉の策でした。

 

度重なる強化クエストの実装や相性のいい他のサーヴァントの登場によって、現在ではフィン・マックールの地位は向上し、タマゴ技フィンのような変態運用に頼らずともフィン・マックール愛好家はフィンをパーティに組み込めるようになりました。

 

その結果として、現在ではフィンをタマゴ技フィンとして活用する必要はなくなり、あえてタマゴ技フィンを使うのは一部の好事家や縛りプレイヤーのみとなり、長らくその名前を聞くことはなくなりました。

 

誰がタマゴ技フィンを殺したのか

では、いよいよ本題に入りましょう。

タマゴ技フィンはその役目を終え、レベルマした通常のフィンにパーティの枠を譲りました。

これはまあ、本体性能がイマイチだった時代に「レベルマするよりレベル1で使った方がパーティの総合力としては高い」という歪な環境が是正されたことの表れなので健全な事だと思います。

 

しかし、先日、とあるタマゴ技サーヴァントが誕生したことでタマゴ技フィン界隈に激震が走りました。

 

そのサーヴァントとはギルガメッシュ[キャスター]です。

画像

 

彼のskill1に強化が来たことでタマゴ技フィンと比較対象に挙げられてきた「キャスギルのレベル1運用」に大きな革新が起きました。

 

基本的に推し鯖単騎やレベル1縛りにおける「最初に宝具を撃つまでの初動の円滑化」に重きを置いていたタマゴ技フィンにとって、直接的なNP付与スキル持ちサーヴァントのレベル1運用は常にその椅子を狙う刺客でした。

 

それに対してフィンはスター発生率増加ができることを理由として論点をズラすことでのらりくらりと確率回避してきました。

 

この場合、より大きなスター発生率バフを持つ比較対象として術ギルが絶えず話題に上がり続けていました。

その術ギルにタマゴ技としてNP配布が追加されたことでタマゴ技フィンを使う理由はほぼなくなったのです。

 

そう。タマゴ技キャスギルこそがタマゴ技フィンを殺したのです。

 

これからの環境で敢えてタマゴ技キャスギルを採用せずにタマゴ技フィンを採用するのであれば理論だてた強い採用理由やタマゴ技フィンへの愛が必要とされるでしょう。

 

このブログでも今後はタマゴ技フィンを採用する際のロジックには一層の注意を払っていきたいと思います。

信念を曲げるようですが、明確に分があるパターンにおいてはタマゴ技ギルの採用も検討して記事にしていきたいと思います。

 

それではあなたの旅路が、レベル1サーヴァントの祝福の元にあらんことを……

 

 

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