【#FGO】純粋タマゴ技フィン批判 第2版【#タマゴ技フィン】
どうも初めまして。
タマゴ技フィンのスキルマ第一人者を自負しているFGO中級者です。
この記事は批判的視線からタマゴ技フィンについて書いた記事のアップデート版となります。
まず「タマゴ技フィンってなんだよ?」という疑問を抱えていらっしゃる方は下のリンク先でタマゴ技フィンについて知ることができます。
↓
【上級者向け記事】タマゴ技フィンとは何なのか【特殊運用】 - 与太話じゃないほうのFGOの話
さて、まず初めに言いたいのは「もう6周年ですよ」ということです。
タマゴ技フィンというのは「平成FGOの凸凹」が産んだ遺物であり、
よほど思い入れがない限りタマゴ技フィンは最早使う必要がありません。
今ではフィン自身のモーションがカッコよくなって見た目性能が向上しているだけではなく、新システム「アペンドスキル」の追加によってレベルマした普通のフィンの取り回し方が大きく変わっています。
今回はタマゴ技の話は一旦忘れて現在のフィン・マックール運用について知っていただきたいと思います。その上でタマゴ技フィンを使う価値があるのかをあなた自身に問いかけてみてください。
注・この記事はあくまで私の推しであるフィン・マックールについて語るものでありタマゴ技フィン関係者の方々を誹謗中傷する意図はありません。
タマゴ技フィン自体の弱体化はされてないので、記事を読んだ上で引き続き「うちの場合はタマゴ技フィンに愛着あるから残したいな」と思った場合はぜひ使い続けてください。
(自分の推しが使われる回数が増えるのは世の中にとってプラスであるため)
大前提
タマゴ技フィンより親のフィンの方が強い。
タマゴ技フィンの作成過程で必ず生まれる「高レベルのフィン」
基本的にはこちらを使った方が絶対に強いです。
それでもタマゴ技フィンという曲芸を使う人がいたのは主に以下の2つの使い道があるからでした。
①前衛3騎から前衛4騎へ
通常、FGOのパーティはサーヴァント6騎で構成されます。
しかし、ほとんどのクエストはStarting Memberの3騎だけでクリアできます。
Sub Memberは戦闘に関わらないことも珍しくありません。
この3騎の初動を補助するために「レベル1サーヴァントで支援スキルをかけて、相手の攻撃で素早く撤退し4騎目にバトンを渡そう!」というのが「前衛4騎」の考え方です。
②単騎縛り
いわゆる縛りプレイ・魅せプレイの一環として推し鯖1騎とレベル1の鯖2騎だけでパーティを組み、推し1人での高難度クエスト攻略動画とかを撮る人が、推しをより引き立てるための支援としてレベル1サーヴァントを使うことがあります。
しかし、そもそも論を言えばこれらの運用の本質は「フィンを起用して戦いたい・フィンだからできる戦術を使いたい」もっと言えば「推し鯖である叡智の英雄、フィン・マックールでうまぶりたい」という欲求にありました。
上記のタマゴ技フィン記事を書いた2年以上前のFGOにおけるフィン・マックールは
まだ「強いサーヴァント」だと胸を張って人にオススメすることはできませんでした。
ヒット数配分はお世辞にも良いとは言えず、強化前の千里眼との相性も悲惨。
育成がオススメのランサーを聞かれた時に「私が好きなのはフィンだけど…」と前置きして違うサーヴァントを薦めることの方が多かったと記憶しています。
そんな「強くないフィン・マックール」を自分の「女性ランサーパーティ」に組み込むための方法を試行錯誤する中で気に入ったのがタマゴ技フィン構築でした。
しかし、今こそ純粋な理性を持って批判しましょう。
もう6周年だぞ。
FGOにおけるフィン・マックール周りの環境は激変しました。
- 度重なるフィン自身の強化
- モーション回収による見栄え向上
- カードプールの拡張
- 人権キャスターの変遷
- アペンドスキルの実装
今ではもうフィン・マックールをしっかりとオススメできるようになっています。
改めてフィン・マック―ルがなぜ「弱い」と言われていたのか、
そして2021年夏現在、フィンを取り巻く環境がどうなっているかを見ていきましょう。
フィンの特徴
QQAAB型の全体A宝具ランサー
ランサークラスの基本構成はQQABBがテンプレートで大半は非アーツ宝具でした。
例外的なアーツ構成であることはフィンの特徴のひとつであると同時に「弱さ」の理由でもありました。
ランサーだけで固めたパーティを作ったときにアーツチェインの発生率を高めることができると言えば聞こえはいいものの、実際にはあまり大きな差はなく、むしろバスターチェインを組みづらくなることの方が若干気になるという人もいたことでしょう。
「フィンは希少なアーツランサーである」
これはフィンを特徴づけると同時に「パーティ構成をアーツに大きく傾けるほどアーツは真価を発揮する」という傾向と噛み合っていませんでした。
もちろん支援キャスターでフィンを囲んだときの強さはなかなかのものでしたが、
そもそも「支援キャスター2騎でフィンを強化する」よりも「ランサーで全騎を固めたパーティ」の方が対アーチャーでは安定感がある環境でした。
ゆえにフィン・マックールは弱かった。それが過去の歴史です。
しかし、現在はアーツ寄りのカード構成のランサーが増えました。
特にイベント加入サーヴァントとしてQQAABのA宝具であるサーヴァントが増えたことで、
ランサーだけでも疑似アーツパ(ここではアーツ宝具を主体とし、通常コマンドカードのアーツ枚数合計が6枚のパーティを指す)が容易に編成可能になったのはフィンにとって非常に追い風と言えます。
また前述の弱点である
「支援キャスター2騎でフィンを強化する」よりも「ランサーで全騎を固めたパーティ」の方が対アーチャー戦では安定感がある
についても大きな革命が起きているのはご存知の通りだと思います。
自身のキャストリアとフレンドのキャストリアでフィン・マックールを挟んだWキャストリア構成はアーチャー狩りをする上で抜群の安定感と礼装枠の自由度を持っています。
特に《毒蛇一芸》の装備を許容できる点は驚異的としか言いようがありません。
3ターンしか持続しない代わりに破格の効果を持つ礼装と3ターン周回システムの相性がどれだけ良いかは言うまでもないでしょう。
この編成パターンは宝具レベルが高ければ高いほど回れる場所が増えるのでタマゴ技フィンをつくるよりも宝具レベルを上げた方がいいことがわかると思います。
具体的にどこを周るか?で言うと、シンの石泉峡とかが素材的に美味しく、クラス相性的に回りやすく、後列の絆上げをしながら炉心を集めて回るのに向いていると思います。
こうしたフィン自体ではなくパーティを組むサーヴァントのカードプール増加により
「群れると強いのに、孤立した特徴を持つ」という欠点は克服されました。
フィン・マックールは全体アーツ宝具のランサーである…
ゆえに現代ではフィン・マックールは強いのです。
アペンドスキルによる強化
アペンドスキル「魔力装填」のスキルマで初期NP20%を得られるようになり、
周回性能がぐんと上がりました。
6周年で実装された最新の宝物庫。極級。
フィン・マックールはこの新しい宝物庫の3T周回でも活躍しました。
ネモ(宝具1可)+聖杯フィンLv.90(宝具5)+キャストリア
(スクショ撮る前にメンテ入っちゃったので画像略)
QP礼装5積編成までは積めます。(1枚は外してネモにフォンダン・オ・ショコラ)
マスター礼装は トロピカルサマー。
聖杯抜いたり宝具レベルはいくつまで下げられるかは未検証。
さて、これだけ書けば十分に「フィンの宝具レベルは高い方がいい」という事実が伝わると思うのでタマゴ技フィンなんて曲芸に縋りつくのはやめて、フィンの宝具レベルを上げるのです…私の推しを使ってください。
フィン・マックールはもう「弱い」とは言い難いほどに強化されているので、
偏見に惑わされずにフィンをしっかり使ってください。
それはそれとしてタマゴ技フィンも弱くなってはいないので6枚目のフィンをレアプリにするかどうかは一度手を止めて考えてみてはいかがでしょうか?
用法容量を守って楽しいフィン・マックールライフ!
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