FGO6周年で大きな変化がいくつもありましたね。
その中でも特に影響が大きそうなのが「アペンドスキル」の登場だと感じました。
その中でも特に注目するべきなのは、やはり「魔力装填」でしょう。
このアペンドスキルは全サーヴァント共通効果となっていて、
登場時に初期NPを獲得して参戦できるようになります。
スキル解放時点では10%の初期NP。
スキルレベル10では20%の初期NPを得られます。
この10~20%の初期NPが、いわゆる「周回」での動きを変えてくれるため、環境は一変しました。
この記事では魔力装填を解放することでこれまでできなかった動きを可能にしたサーヴァントを見ていこうと思います。
○ NP30%獲得スキル持ちサーヴァント
Ex, フィン・マックール
NP30%獲得+スキルマ魔力装填20%(+50%)
残る50%の捻出にイベント配布礼装やフレンドのキャストリア・スカスカ・コヤンスカヤ・孔明などのスキルで1ターン目から宝具を撃てるようになるためかなり使い勝手が変わってくると思います。
特に初手宝具をするために凸虚数魔術や未凸カレイドスコープなどを必要としていた状況からイベント礼装を中心とした50%+α系の礼装を許容できるようになる変化が非常に大きな転換点になってくると思われます。
ただしサーヴァントによってはスキルマ時に結構貴重な素材を食べることがあるので注意が必要です。
フィンは現状入手量が限られてる夢幻の鱗粉を20個食べました。
○NP40%獲得スキル持ちサーヴァント
Ex.水着ジャンヌ
NP40%獲得+魔力装填解放10%(+50%)
ほぼ上記の30%型と同じですが、こちらはアペンドスキルを開放するだけでいいため素材消費がなく「解放し得」だと言えます。
○NP50%獲得スキル持ちサーヴァント
Ex.スペースイシュタル
NP50%獲得+魔力装填解放10%+未凸蒼玉の魔法少女
いわゆる「システム周回」に新しい可能性を提示してくれる可能性が秘められています。
蒼玉の魔法少女はイベント限定ガチャ星5礼装で、限凸するとNP50%スタートになる非常に強力な礼装でした。
しかし、凸れていない場合だと40%スタートという微妙な数値から始まってしまうため1枚のみ入手したプレイヤーにとっては「弱くはないが強く使えない」という難しい礼装でもあります。
魔力装填の開放で足りない10%を埋めることができれば今まで回れなかったフリークエストなどを回れる目が見えてくるやもしれません。
○NP80%獲得スキル持ちサーヴァント
Ex.玄奘三蔵
NP80%獲得+魔力装填解放20%
高速読経などのあと一押し足りないチャージスキルを補うことができるようにうなります。
初期NP獲得を持たない礼装、特に黒の聖杯との併用が可能になる点が大きな長所と言えるでしょう。
スキルマする価値のある大きな変化だと思います。
○NP100%獲得スキル持ちサーヴァント
Ex.ミスクレーン
少し特殊なケース。
スキルマでNPを100にできるサーヴァントが一部存在します。
これまでは、そのスキルマに伝承結晶という貴重なリソースを使うべきかどうか難しい判断が必要とされていました。
このようなサーヴァントのスキルレベルを9で止めて、代わりに魔力装填を解放することっで伝承結晶を温存できます。
100%に限らずあらゆるNP獲得スキルについても同様のことが言えます。
これまでのFGOにおいて「使う可能性のあるサーヴァントのNP獲得スキルはスキルマしておく」のがある種の定石であり、それと同時にリソースの切どころとして悩みの種になっていました。
今後は伝承結晶の代わりにサーヴァントコインで最後の一押しをすることを視野に入れてスキルを止めることができるようになり、リソースの管理に少し余裕が出来そうです。
これは嘘です。魔力装填スキルマのために伝承の重要性はよりシビアになっているのではないでしょうか。
新システム「アペンドスキル」による恩恵はかなり大きい一方で、
「今すぐにやらないといけない」ほどではないように思われます。
無理をせずにゆっくりと素材を揃えていけばよいのではないでしょうか。
ただし星5サーヴァントのアペンドスキルをあげようとすると結構なQPを吸われます。
QPカンスト勢でもない限り、現在開催中の宝物庫AP半額キャンペーンで極級を回ってQPを稼いでおくことをオススメします。