与太話じゃないほうのソシャゲの話

FGOの中級者向け記事のブログだった

【#FGO】ASAPでのイベント着手がPDCAサイクルの回転を高める。

さて。久しぶりの更新。

 

新イベント「救え! アマゾネス・ドットコム ~CEOクライシス2020~」が始まりましたね。

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さて、今回の記事はいわゆる「百重塔イベント」に対して怖がっている人向けの記事です。
「百重塔イベント」という呼び名は、最初にこの形式のイベントを行った「節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔」から取られている。

 

一応、公式の呼び方は『踏破型腕試しイベント』らしいけど特にそう呼んでいる人は見ないですね。

このイベントは『サーヴァント総動員で攻略していくと、ストーリーが楽しめるメインクエストが進行していきます。』とイベント予告にも書かれていることから、

 

「たくさんサーヴァントを持ってないとダメなの?」
「持ち物検査かよ」

 

そう考えて、このイベントを避けている人もいらっしゃるかもしれません。
確かにFGO初心者には難しいと思います。

イベントページにも『「終局特異点」クリア水準のエネミーが出現する腕試しイベントとなります。』とあります。


終局特異点…つまり第1部をまだクリアしていないのなら難しいのでしょう。

 

しかし「サーヴァントをたくさん持っていないとダメ」だということはありません。

(もちろん持っていれば有利ですが)

 

 

このイベントで「サーヴァントがたくさん必要」だと思われる理由はカルデアのサーヴァントを総動員して…」というイベント表記のイメージが原因のひとつであることは想像に難くありません。

しかしこの文章は「ゲームシステム」の話じゃありません!
単に「イベントストーリーの設定」の話でありフレーバーだと思うのです。

 


疲労

 

たくさんの育ったサーヴァントが必要であるというイメージは恐らく疲労システム』によるものでしょう。
アマゾネス・ドットコムでは一度「配達クエスト」に出たサーヴァントは現実時間で6時間の出撃制限がかかる。

スカスカシステムのようにフィックスされたシナジーを中心としたパーティをルーチン化してサイクルをまわすことができない。

 

 

しかし、少しの工夫で手持ちの疲労をダメージコントロールすることができます。

たとえば配達クエストの攻略時、あなたは何体のサーヴァントをアサインしていますか?

 

配達クエストではフレンドからサポートサーヴァントをレンタルすることができません。
最大6人の自カルデアのサーヴァントをセレクトする必要があります。


しかし編成可能だからと言って6人をコミットしてはいませんか?

疲労状態はクエストクリア時に「編成されたすべてのサーヴァント」に対してかかります。

もし先頭の3人でクエストをクリアできるのに後列にも3人いれているなら、後列の3人は「疲労損」。

これは重大な機会損失です。

 

3人だけをチームに編成すれば、疲労ペースが50%軽減され、サイクルにかかる負担をプリベント可能!

 

更なるコストカットを望むのであれば前線の3人も、全員を強力なサーヴァントで固める必要はないことにクロースしてください。
イベント序盤であれば強力なサーヴァントが1人いれば十分にクリア可能。

初期NP獲得系の礼装でスタートダッシュし、ノーブル・ファンタズムのラインアタックでイージーウィン。

すなわち「強力なサーヴァント1騎」に「穴埋め用のサーヴァント2騎」を足した3人パーティで進行可能なのです。

 

もちろんだんだん敵も強くなりタイトな進行になるでしょう。

そんな時にお勧めしたいのが「穴埋め用のサーヴァント」にレベル1のサーヴァントを引っ張り出すというソリューションです。

 

 

なぜレベル1?

 

穴埋め用のサーヴァントはどうしてもDPC(カード当たりの火力)が低くなります。
できればカードセレクトのチャンスはパワーラインが高い強力な1騎にプライオリティを持たせたい。

 

ならば話はシンプルです。

穴埋め用サーヴァントにはGHQ(Going Home Quickly)してもらうのです。

ターゲット集中礼装でヘイトを稼ぎ素早く撤退。
強力なサーヴァントの攻撃でスムーズなクエストクリアを実現する。

レベル1サーヴァント運用のスキームです。


お ま た せ

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そう、タマゴ技フィンだね!

 


違うッ…!!! 


このクエストで絶対にするべきではないこと!
それこそまさにタマゴ技フィンの編成です!!!


疲労状態は霊基1つに対してかかるものではありません。

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タマゴ技フィンが疲労する時…親のフィンもまた疲労状態になる!

 

つまり運用のバッファ確保のための同一サーヴァント複数所持プランはフラッシュアイデアとしては完全に失敗しています。

 

フィンはNP獲得可能な全体宝具もちなので、適当にカレスコでマク・ア・ルインすればクエストを終わらせられる。


それを6時間使用不能にしてまでタマゴ技フィンを使うヴァリューは一切ない。

タマゴ技フィンの使用はTPOに対してアジャストできていないと言わざるを得ない。


そのようなローテーションでは直ぐにカルデアのサーヴァントは疲労状態で埋まり切り出撃できなくなる。

 

だが。それでいい。

むしろこのイベントはそうあるべきなのだ。

 

疲労で出撃がまともにできなくなったときこそ、筋肉(レベル)を鍛えるのだ。
筋肉(レベル)は全てを解決する。

 

今回のイベントは消費APが非常に低く抑えられている。
そしてキャンペーン期間中は曜日に関係なく種火クエスト全種が開放されている

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※1月27日まで。

 

疲労でまともな出撃メンバーが用意できないときこそ、種火を集めパーティを鍛える。

もちろん普段使わないサーヴァントの育成には躊躇するかもしれない。

 

しかし、FGOでは多種多様なイベントが開かれる。
イベントガチャや配布鯖だけでなく、シナリオに登場したサーヴァントにドロップボーナスなどがつく。

 

このタイミングでしっかりと育て上げることで、不意のイベントでも手持ちのボーナスサーヴァントを鍛えあがった状態で用意できバッファを持てるようになる。

百重塔イベントは自身のカルデアの育成幅と向き合う良い機会だ。


そうそう、育てていないレベル1鯖を育成する過程でうっかりタマゴ技フィンを育てないように霊基保管室の利用を強くお勧めする。

 

そして実際のところ、このイベントは見た目ほど難しくはない。
確かに疲労と言う普段見ないシステムにコンフューズするかもしれないが、そもそも疲労が気になるほど一気にゲームを進めることがなければ疲労は問題にならない。

 

普段からFGOにかじりついていないプレイヤーであれば「貯めておいてイベント終盤に一気にやる」なんてことをしない限り、
通常のイベントと大差はない。

 

スケジュール管理を後回しにせず、現実時間でイベント期間に余裕があるうちから配達を始めれば、無理なくイベントを楽しむことができるだろう。

さあ、そうとわかれば行動あるのみ!

早めの着手はあらゆる締め切りの特効薬なのだから。