【中級者向け記事】カードバフの真実を求めて…
各種バフ・デバフの中でも特に効果が正しく認識されていないFGO状態変化ランキングがあったとして、
第1位はクリティカル威力ダウンだと思うが(過去記事参照)
じゃあその次は何かといえば同じくクリティカルに関連するクリティカル発生率ダウンだろう。(こちらも過去記事参照)
そして効果が正しく認識されていないランキング第3位だと思うのは何かといえば…
私は「カードバフ・デバフ」を挙げたい。
これらはクリティカル関連よりはまだ周知されていると思うけど、
少なくない数のプレイヤーがいくつかの「勘違い」をしている。
勘違いの無いカードバフの正しい効果を知っているだろうか?
こんな記事を書いている自分でさえ自信をもって知っているとは言えないし
アップデートなどでこの記事の内容が既に実際のものと変わっていることもある。
初心者であれば気にせずぼんやりとだけ理解してほしい。
中級者の方々は記事を鵜呑みにせず検証など試してみると理解が深まるかもしれない。
上級者の方は間違っていると思ったら正しい知識を教えてください、お願いします。
さて、本題。
カードバフとは何をするのだろう?
ここで唯一無二のキング・オブ・カードバフである未知への探求を元に見ていこう。
さて、スキルの効果テキストを見てみよう。
「味方全体のArtsカード性能をアップ」、以下Buster・Quickも同文だ。
このスキルを使うとすべての手札にカードバフがかかるわけだ。素晴らしい。
では「カード性能アップ」とは何か?
「対応したカードのあたえるダメージが上がる」というのが一般的な解釈だろう。
うんうん。
だがそれでは終わらないのがカードバフだ。威力だけ上がると思っている初心者はカードバフを過小評価している。
カードバフは威力以外にもスター発生率とNP獲得量を増やしてくれるのだ!!
…そう思った自称中級者であろうあなたはカードバフを過大評価している
カードバフは素晴らしいがしかしそこまでの効果は持っていない。
「カード性能アップ」とは何か?
この質問は実はちょっと意地悪なきき方をしている。
「カード性能アップ」などという状態変化はFGOにはない。
あるのは「Artsカード性能アップ」や「Busterカード性能アップ」である。
どういうことか?
それはつまり「Artsカード性能」アップでArtsカードにかかる強化と
「Busterカード性能」アップでBusterカードにかかる強化の内容は違うものなのだ。
まず3色のすべてに共通しているのが「威力上昇」
そしてBusterカード性能アップはそれに加えてクリティカルスター発生率が上がる。
一方でArtsカード性能アップは威力上昇のほかNP獲得量が上がる。
裏を返せば「Artsカード性能アップではArtsカードで発生するクリティカルスターは増えない」のだ。
ここを知らずにカードバフを理解したつもりになっている中級者は多い。
織田信長[バーサーカー]のBusterカードはヒット数が異常に多いのでアーツの1stボーナスを載せるとバスターでもNPを稼げる無法カードであることは界隈では有名な話だが、この多段ヒットBusterにBusterカード性能アップをかけても基本的にはNPの獲得量が増えることはない。
(例外的にBusterカード性能アップによる威力上昇でエネミーの死ぬタイミングが早まるとoverkill補正によって獲得NPが若干あがることはありえる)
そして残りの1つQuickカードバフ様こそが真のカードバフであり「ダメージ」「クリティカルスター」「NP」すべてを増やす偉大なるカード性能アップなのだ。
クイックバフをあがめよ。クイックバフを自身にかける勇者をたたえよ。クイックバフを味方にかける神をたてまつれ。
…ここまで言っておけばクイックバフのみ全てに補正がかかると覚えてもらえるだろう。
そしてカード性能をアップのいわば対となる「カード耐性をダウン」というデバフについても触れる必要がある。
これはつまるところ自分のさりげないお気に入りハサンである百の貌のハサンに関する話である。
現状イベントのアイテムなどを除いて唯一プレイヤー側が使える「カード耐性をダウン」できるデバフ効果が宝具に付随する。
*2019/6/27追記*
現在ではカード耐性ダウン鯖も増えてきた。インド異聞帯のバーサーカーとかも持つようになっている。
*追記ここまで*
この「Artsカード耐性」のダウンに関して
「Artsカード耐性のダウンしているエネミーをアーツで攻撃するとNPがよくたまる」という話が出回っているのを見かける。
百貌使いたちにとっては悲しいことではあるが、これは嘘である。
Artsで殴られると痛がるエネミーをアーツでいじめてもノウブルファンタズムする元気がわいてきたりはしないのだ。
上がってくれるととてもうれしいのだが残念なことにそうはならなかった。
そうはならなかったんだよアサ子。
指摘を受けて再検証してみたところ
自分が検証した頃といつのまにか仕様が変わっていた。
現在はどうもアーツカード耐性ダウン状態に対してのNP獲得増加は
「行われる」ようになっているみたいです。
そうなったよアサ子!!!
それでは次回まで用法容量を守って楽しくカードバフを利用しよう。
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