コマンドコードをつけるべきかつけないべきか
新システム「コマンドコード」が実装された。
コマンドカードと呼ぶ間違いを多々見受けるが、今回実装されたのはコマンドコードである。
コマンドカードはアーツ、クイック、バスターとかのあっちの方だ。
さて、このコマンドコードを今つけるべきではないという意見を多く見る。
それには3つの理由があり、付けたほうが良い理由がひとつだけある。
コマンドコードをつけるべきでない理由の1つは取り外しが効かず様子見ができないからだとされている。
厳密にはコマンドコードは「リムーバーで外すことができる」のだが
「リムーバーを手に入れるためにはレアプリズムを消費する必要がある」
そのためゴルドルフくんのように莫大な資産をカルデアのためにつぎ込む覚悟がないならコマンドコードはコーデバトルするかのように戦うたびに着せ替えれるものではない。
なので今は様子見が必要な時期だ。
後からレアリティの高いコマンドコードが出た時に「弱いコマンドコード」を刻印していると
一度リムーバーで外さないといけない(≒レアプリズムを使わないといけない)
そんな事態にならないようにコマンドコードはまだ刻印すべき時期ではないというわけだ。
しかし実はこれは真ではない。
レアプリズムで買わずにリムーバーを手にいれる方法がある。
それは今だけ限定のマナプリズムで買うという手段だ。
今お試しで1つか2つ刻印しても、本命が来たときに付け替えるのにレアプリズムはいらない。
そして恩恵を受けられる強化は早く施したほうが長い期間恩恵を得られる。
だから今が刻印するチャンスなのだ。
いっぽうで得られる恩恵が大きくない状況であれば
多少の早さより様子を見て対応したほうが適切に君のカルデアのリソースを運用していけることだろう。
ではコマンドコードを付けられる恩恵が大きいか大きくないかが焦点になってくる。
現状のコマンドコードはそれだけ強力な力があるだろうか?
実はかなり差が激しい。基本的には現状のコードにはそこまでの価値はない
コマンドの刻印されたカードは平均して3ターンに1回使える可能性があるが
それは可能性に過ぎない。
実際には次に使えるのが5ターン先ということもありえる。
そんな頻度で使う効果として納得のいく量の強化を施せるものはほとんどないのだ。
だがそれは「再使用までの期間を考えた場合」だ。
いわばスキルのCTのようなものだが、あくまで最短が3ターンでありもっと長いかもしれないというのが悪いだけで
効果自体は「礼装枠の消費なくできる強化」なので
十分に強力なはずなのだ。
さて、本当に刻印されたコマンドカードの再使用は最短3ターンだろうか?
いや、違う。
刻印されたコマンドカードの再使用は最短で1ターンだ。
例えば3ターン目に刻印カードを切って4ターン目に使えるという可能性はあるし
パーティの誰かが退場したことでカードのめぐりが変わることもある。
その最たるものが「単騎戦闘」だ。
単騎では常に毎ターン、刻印カードが配られ続ける。
礼装枠を切らずに毎ターン使える小さなスキルとしてはコマンドコードは十分強い。
しかし単騎は基本的には縛りプレイや曲芸プレイだ。
普段からできるが、実質的に普段からする必要はない。
なにか特殊な戦闘で披露したいところだ。
賢い諸君はお気づきだろう。
君は「コマンドコードを今すぐつけるべきだ」
せっかく無敵スキルなどで防いでも通ってくる衆合地獄の毒や殺したいほど憎いクズメギドフラウロスの凝視によるやけどを
スキルなしで回復するコード:キュアーなどは非常に強力だ。
特にスリップダメージに弱い鯖に欲しい。
HP1でのガッツを持つなど低いHPで踏みとどまるサーヴァントのコマンドカードに刻印することで
状態異常ダメージによる死を大きく減らせる
また刻印したカードの「位置」を覚えることでオーダーチェンジを使い曲芸的な魅せプレイが行える。
たとえばあるターンにどうしてもアーツチェインが組みたい時に
前衛のどのサーヴァントと後衛のどのサーヴァントを入れ替えればいいか
それを判別できる。
この辺の話はこちらの記事を参考にしてほしい。
例えばネロ・クラウディウスなどはどうだろう?
君がぐだよりもザビに近い魂をもっている奏者なら、
精神弱体を防げるネロでも防ぎきれず洛陽を脅かすやけどなどのスリップダメージ。
コード:キュアーで彼女のガッツをそれらから守り
持ち前の回復力をラッキービーストとコード:ブレスで底上げし
最大で毎ターン400のHP回復を仕込んでみるのはどうだろうか?
元からネロと相性のいいメイド・イン・ハロウィンでもう少し回復量が伸びるので組み合わせるのも面白いかもしれない。
それではまた会う日まで。
あなたのお気に入りのサーヴァントの体に刻印されるにふさわしいコマンドコードが手に入ることを祈って。